孫が介護するということ。

おばあちゃんは94歳。

 

昔は看板娘として店に立ち、

シャキシャキと働いていたのですが、

 

2年ほど前から歩く時にふらつくようになり、

外出が億劫になっていくとともにあるけなくなっていき、

今は家の中でも車いすで生活しています。

 

 

私自身は24歳で、大学を出た後就職にありつけず、

家業の酒屋を手伝いながらおばあちゃんの介護も手伝っています。

 

 

私の両親も店の配達や店番の合間におばあちゃんを見てくれていますが、

手が空いている時間が私のほうが長いので、

 

日中はどうしても私が介護する時間が長くなります。

 

 

毎日、本当に気が抜けません。

 

歩きにくくなってすぐのおばあちゃんは、

まだ意思の疎通ができていたのですが、

だんだんと歩かなくなるにつれ、

 

一方的にしかしゃべってくれなくなりました。

 

 

脳に異常はないのですが老人性の難聴が認められ、

こちらの言葉はあまり聞こえておらず、

 

コミュニケーションを積極的にとろうとしないようです。

 

 

だから「ちょっと」と呼ばれて

身振り手振りだけで指示を出され、

 

用事を済ませても、ありがとうどころか最近は目も合わせてくれません。

 

 

さらにここ数日昼夜問わずトイレが間に合わず

リハビリパンツを汚すことが度々あって、

 

介護が大変になってきています。

 

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おばあちゃんがしゃべらない分、

家族で頭を寄せ合って考えることもあります。

 

 

「最近食べなくなったね、なんでだろう」とか

 

「夜トイレに連れて行くの大変になったね。

 

ベッドの横に置くタイプのトイレをおいてみようか」

 

「いくらぐらいするんだろうね」とか。

 

 

仕事が忙しい両親が、可愛そうに思えてきます。

 

 

幸い近所に訪問介護事業所があって、

いつでもケアマネージャーさんに相談ができるので、

 

困ったときは母が相談に行っているようですが、

 

まだ介護サービスを利用しようという話まで行っていません。

 

 

父が「世間体が悪い」「家に家族がいてなんで他人の手が必要なんだ」

といって、拒んでいるのです。

 

父なりの、母への親孝行のつもりでいるんでしょうか。

 

ただ私は、このまま先の見えない介護を、

家族だけで本当にやっていけるのかどうか心配です。

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