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孫が介護しても遺産相続されるの?

おばあちゃんの介護を、私は約6年ほど手伝いました。

 

 

おばあちゃんは脳梗塞で、家で倒れて病院に搬送され、

右半身まひと言語障害が後遺症となりました。

 

 

とても1人では暮らせないと、

おばあちゃんと、長女である母、父、私と弟の5人暮らしが始まりました。

 

私が25歳、弟が17歳のときでした。

 

 

同居生活は思ったより大変で、母は弟の入学金を稼ぐために

パートを2つ掛け持ちしていたのですが1つ辞めて、

おばあちゃんの介護にあたっていました。

 

おばあちゃんは右半身、

特に右腕は拘縮で固く閉じられていて、着替えが大変でした。

 


トイレも、手すりを使えば何とか車いすから立つことができるのですが、

膝がおれて転倒しそうになる事が多く、

母も腰痛や体調不良と闘い、疲労困憊のようでした。

 


私も、仕事終わりには必ず母と交代し、

会社の方との付き合いも断って、母と一緒に介護しました。

 


おばあちゃんが週3回デイサービスに行くようになってからは、

お風呂をしないで済むようになり、少し介護は楽になりましたが、

 

それをきっかけに母はパートを増やし、20時まで帰ってこなくなりました。

 

弟が私立の大学に行きたいと言い出したからです。

 

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私は退社し帰宅したら、

すぐにおばあちゃんをトイレに連れて行き、

パットが汚れていたら交換し、またベッドまで寝かせました。

 


食事もおばあちゃんを見守りながらなので、

テレビを見る間もありません。

 

 

デイの無い日中は訪問介護を利用しているんですが、

介護の点数がいっぱいいっぱいだとかで、

母は私が休みの時は訪問介護もデイも休ませるようになり、

私は友達と遊んだり、買い物に行ったりする時間も減っていきました。

 

 

近所に住んでいる母の兄や妹は、

年に数回、盆と正月に孫を連れて見舞いに来るくらいで、

経済的にも助けてくれる気配はありませんでした。

 

もちろんおばあちゃんの介護は遠巻きに見て

「大変そうね」と傍観するだけでした。

 

 

そんな生活が続いていたある冬の日に、

おばあちゃんは肺炎で息を引き取りました。

 

 

悲しむ間もなく母の親族が家に押しかけおばあちゃんとおじいちゃんが所有していた土地の相続について話し始めました。

 

しかし結論は「遺言書なしに分与は不可能」ということでした。

 

 

遺産は母と、母の兄、妹の3人で均等に分けられたのです。


こんなことがあっていいのでしょうか?

 

 

おばあちゃんのお世話を1回もしていない人が分与を受けて、

苦労して介護した私には一銭もあたらないなんて。

 

 

世の中、何か間違っていると思います。

 

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